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今回も丸岡の道徳授業を実況中継します!!



対象:6年生 



内容項目:「真理の探究」



教材:「地球一周を歩いた男―伊能忠敬―」(日本文教出版6年)




1、導入




 授業開始と同時に写真(図①※本当はカラー)をIWBで提示した。


 


  • 「写真を見て、気が付いたことやはてなと思うことは何ですか。」

  •  



    発問した後すぐにペアトークをさせる。30秒ほどたったあと、列指名で指名した。5名の子どもたちである。


     



    「伊能忠敬さんです」


    「刀を持っています」


    「服を着ています」


    ※昔の服ですね、と切り返した。


    「歩いています」


    「日本地図が後ろに書かれている」


     


     これらの意見、すべてがこの後の授業に生かされていく。写真との対話を深めることで、本時の授業の土壌が出来上がっていく。



     「今日は、この銅像になった人物、伊能忠敬さんを学習します」



     といって、教材に入っていった。




    2、道徳見つけ




     子どもたちは、まだ教材を読んでいない状態であった。そこで、次の用に指示をした。



  • 「今から教材を読みます。教材を読みながら、いいなと思ったところをノートにメモしていってもいいですし、お話をすべて読んでからノートにメモを取っても構いません。」



  •  わずかであるが、子どもたちに学習方法を選択できる状態にしている。


     


     この「選択できる」ということは、子どもたちの学習意欲の喚起につながると考えている。


     


     5分後、班で交流。友だちが書いた意見もノートにメモするように指示をした。


     


     そして、班でじゃんけんをし、勝った人が発表することとした。



    「お話を読んでいいなぁ、と思ったことを言いましょう。」



     子どもたちは、次のような意見を出した。


     


     


  • 「お話を読んでいいなぁと思ったことを発表しましょう」


  •  という私の指示の後、子どもたちは次のような意見を発表した。


     



    「子どものころから、好きなことを大切にしたのがすごいと思った」


    「20歳も(自分が)年上なのに弟子入りしたのがすごかった」


    「自分で決心したことがいいと思った」


    「昔と今(の地図)が変わらないのがすごいなぁと思った」


    「自分の足で歩いたのがすごい」


    「正確に測れていてすごい」


    「50歳で地球を回るのがすごい」



     


     実は、「いいなと思うことを発表しましょう」と言っていたのだが、それとはずれた意見がひとつだけ飛び出していた。


     


     「何が忠敬を動かしているのだろうか」


     


     その意見を聞いた時に「今はずれているな…」と感じたが、その後の展開にそのままつなげられると判断し、いったん黒板にその意見を書いておいた。


     


     そして、その意見を使って次の中心発問につなげていく。


     

    3、中心発問




  • 「なぜ、忠敬はここまでして地図作りの追求を続けたのだろうか」


  •  



     まずは、発問に対する答えを個人でノートに書かせた。




     少し時間を取ったが、書けていない子が多いように感じたので、フリーで交流をさせた。子どもたちは自分の席を立ち、1人でも多くの友だちと交流に行った。※この活動は入れる予定はなかったが、子どもたちの様子を見て差し込んだ。



     


     席を離れてたくさんの交流をした子どもたちに次の指示したことは「班での交流」である。それぞれがフリーに聞いてきたことを、班のメンバーにシェアする時間を取ったのだ。そして、できるだけたくさん「なぜ忠敬はそこまでしても地図作りに取り組んだのか」という発問の答えを書かせるようにした。




     そこから、さらに、1人の時間を取った。自分の意見を確定させるためである。この確定させる作業がこのあとのワークにつながっていく。「自分が一番いいと思う意見に印をつけましょう」と、子どもたちには指示をした。


     



     中心発問を考えさせるために取り組んだ話し合いのスタイルは次のようになる。


     



     個人→フリー→班→1人



     


     こうして、話し合いの形を組み合わせることで、一人一人の思考を深くさせることを狙っている。


    ※続きはこちら

    ☆実況中継(授業記録)①【「地球一周を歩いた男―伊能忠敬―」(日本文教出版6年)】

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    ☆実況中継(授業記録)①【「地球一周を歩いた男―伊能忠敬―」(日本文教出版6年)】