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研究授業や授業参観、また、何かの発表を控えておられる方、ぜひお読みください。研究授業・参観授業、発表における新たな視点を提案します。



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1、これまでの発表者視点



大阪駅から金沢行のサンダーバードに乗り込んだ。





第92回日本道徳教育学会へ参加するためである。





今回は、ただ参加するだけではなく、初日のシンポジウム(こちらは全体会)と、二日目の自由研究発表(こちらは分科会ごと)の2つの場を与えていただいている。





こうした発表の場へ登壇させていただくとき、これまでの私であれば、次のようなステート(状態)で臨んでいたであろう。





・自分の発表がうまくいくだろうか





・自分の発表は他の発表者と比べて劣っているだろうか、優れているのだろうか





・自分の発表は、聞き手に受け入れてもらえるのだろうか





こうした感情は、実は普段の自分の中にも潜んでいた。





・自分の学級経営は、子どもたちや保護者に受け入れてもらえているのだろうか





・自分の研究授業は、参観している先生方にどのように受け入れられているのだろうか





しかし、こうした価値観は「公」ではないということに気が付くことができた。




2、GIFT視点での発表





それが「GIFT」との出会いだろう。


※「GIFT」に関する別記事はこちら


【これまでにない感覚】GIFTを体験して


http://ur0.work/Nb1O





本日からの発表を「GIFT」思考で読むと次のようになるだろう。





  • 自分自身も、他の発表される方も、会場に参加されている方も全員が「サクセス(成功)※GIFTゲームで「あがり」の際に発する言葉」といえるような状態




  • では、シンポジウムにおける「全員サクセス状態」を目指すためには、自分は何をするべきなのであろうか。





    GIFTの経験を思い出しながら、いくつか想定してみる。





  • まずは、自分の発表内容を熟知していること。内容はもちろん、自分自身の発表の強みもおさえておく。


  • 他の人がどのような発表内容であり、どのような思考をされているのかをできるだけ早くに正確につかむ。他の発表者の方が話されている時には、アソシエイトとディソシエイトの視点で聞くようにする、つまり、ポジションチェンジの視点を忘れないようにする。




  • ※アソシエイトとディソシエイトとは


    https://www.nlpjapan.org/nlpword15.html



  • 聴衆の反応も合わせてみる。誰が、どの内容で反応しているのかを感じ取る。


  • 中盤以降は「このシンポジウムのゴールは何か」を自分なりに設定する。そのゴールを全員が迎えるためには、誰がどんなことを言うと達成できるのかをシミュレーションしながら進めるようにする。





  • ポイントは、「ポジションチェンジ」である。それに尽きる。


    ※ポジションチェンジとは


    https://www.nlpjapan.org/nlpword15.html



    先日のGIFTゲーム体験は、まさに「ポジションチェンジをしっぱなしの15分間」だったといえる。




    ・自分のもつカードだけでなく、相手がどのようなカードをもっているのかを考える。



    ・自分のカードを捨てる時には、どのカードを捨てれば全体にとって有益となるか。



    ・自分が必要のないカードはどれか、また、持っておかなくてはいけないカードはどれか。



    ・あと、どれだけ、カード(時間)が残っているのか。ゴールまでにするべき、自分の行動とは何か。



    ・オールサクセス(ミッション達成!!)をするためには、どのような雰囲気で進めることが望ましいのか。



    ・集団としてのそれぞれの役割は何か。(ムードメーカーは?ゲームのリーダーは?調整役は?など、いちいち決めなくとも集団で過ごす以上、自然に最適な役割が生まれることとなる。それをうまく見極め、それぞれが能力を発揮できる状態をつくる)そうしたことも、人が集うならば意識を向けた方が、集団としての効果を発揮させることができる。



    ただ、ポジションチェンジを行いながらの進行は脳への疲労度が本当にすごい。きっと、終了後はぐったりとするシンポジウムとなるだろう。※シンポジウムはなんと2時間設定されている。





    また、GIFTの体験を通して、シンポジウムがどのような流れになるのかを想定してみる。




    1、発表者がそれぞれの実践を発表する。(各15分)


     ・司会役、他の発表者、フロアがそれぞれの発表を知る。





    2、司会から質問が出される。


     ・それぞれの発表者から、それぞれの立場からの意見を出す。





    3、フロアから質問が出る。


     ・ここまでの話の漏れや弱みが出される。発表者は、その意見を受け止め、それぞれの考えをもって切り返していき、新たな発想が生まれる。





    シンポジウムは本日15時より開始予定である。どのような場となるのか、今からとても楽しみである。




    3、野口芳宏先生とのエピソード~本音・実感・我がハート~




    最後に、発表の場に出るときにいつも思い出す野口芳宏先生とのエピソードを紹介する。





    福岡で野口先生と、とある道徳学習会の前日のこと。





    前夜祭を私と野口先生を含めた3名で終え、私と野口先生は同じホテルへと向かった。





    そして、野口先生をお部屋へとお見送りさせていただく際に、次のようなことを質問してみた。





    「講座で講師役を担わさせていただくときに、野口先生が意識されていることとは何なのですか?」





    野口先生は次のように答えられた。





  • 「それは自分しか話せないことを話すことだよ。自分の体験・実感は自分にしか話せない。今日であれば(野口先生はこの日の昼、講演会の講師をされていた)小学校の現場で働き続けたのは俺しかいねぇよ。だから、本音・実感・我がハートなんだよ」




  • と御指導くださった。そうした自分を表現することで、自分のもつカードを全体へもお伝えすることになるのだろう。


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    【これからの研究授業での視点】